Railsを触ったきっかけ
もともとJava言語で開発しており、フレームワークはSeaser2やSpringなどを使用してWebの開発を行なっておりました。バリバリ開発をしていたのはJava5〜Java8くらいの時代でそれ以降のバージョンには疎くなってしまっています。
Railsは2021年から触り始めて今ちょうど半年〜1年程度になります。
実際に触ってみてどうだったのか
実際に触ってみた感想としてはかなりMVCモデルのフレームワークが強固になるように作られているなという印象です。そのため設計思想など理解していない初心者の方でも、設計が崩れずに作れるようにフレームワークがサポートしてくれる印象です。
加えてgemというRailsのライブラリ群が豊富に用意されており、gemを使えばある程度のことは簡単にできてしまいます。gemだけでも何記事もかけるボリュームになってしまうので、ここでは詳しいことは割愛させていただきます。
さらに便利な標準で用意されている関数が多数あり(pluckやpresentなどを多用しています)
こういった痒いところに手が届く関数があるのは嬉しいです。
javaは結構少なかったりします。
フレームワークがよしなにやってくれる点が多数あるため楽な部分が多い反面、逆にRailsから他の言語に移ろうとするとかなり苦労しそうだなという印象を受けました。
苦労した点
苦労した点は2つあってActiveRecord(DBとの接続部分)を使ったRails特有のデータアクセスがかなり理解に苦しみました。(現在も絶賛苦しみます笑)SQLを直接打つのではなく、Rails上でModelを駆使してデータを取得するのですが、複雑なSQLを実行するためにどのように記述するべきなのか考えるのが難しいです。
Javaだと簡単なSQL以外は外部ファイルにSQLを記述してそれを読み込んで使うことが多かったので
SQL→ActiveRecordに書き換えるのに無駄に時間がかかってしまいます。(簡単な処理ばかりだとなんの問題もないのですが)
もうひとつは、Viewの部分ですね。HTMLファイルではなくerbファイルという拡張子で作成するファイルですが、 Rails特有のタグが複数あるので極力こちらを使うようにするのですが単純に使い方を知らないのでめちゃくちゃ苦労しています。formの記述1つとってもバージョンによって異なったりもするのでかなり苦労しました。
Webにサンプルコードが多数ある
Javaは大手の企業が使う印象があり、Railsと比べるとサンプルのソースが少ないと感じます。
とはいえJavaも多いので開発時にはあまり気にしたことがありませんでした。
案件数や単価などの実際の市場
複数のサイトで調べたところRailsの案件の方が高単価な案件が多い印象を受けました。
また、フルリモートの案件もRailsの方が多い印象があります。(自分がRailsを触り始めたのもこれが理由)
半年感新しいプログラミング言語を触ってみて、これから勉強する方に伝えたいこと
Web周りの技術自体は古くなったりはしないのでそこさえしっかり押さえておけば他のプログラミング言語でも問題なく開発できるとは思いますが、ある一定以上のスピードを出すには数年単位での経験値が必要だと感じています。筋肉と同じで使っていないと衰えていきますね。暫く使っているとまた使えるようになるので別にいいのですが。
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